brown water

ゲームやアニメの感想とかプログラムとか

草津温泉旅行に行ってきた

8月の終わり、草津温泉へ。

関越自動車道の渋川伊香保インターで降りる。
その後は街の中を通り、山道へ。
草津が近くなってくると、突然妙な音が流れてきてビックリ!
道路が鳴っているらしい。
ブオーブオーとかいう音だが、何とか音楽に聴こえる。
道路脇をよく見ると、メロディーラインとか書かれている。草津節というらしい。

無事に草津に到着、とりあえず観光駐車場に駐車。
そこから歩いてすぐの所にバスターミナルがあり、周辺には飲食店が並んでいる。
11時だし、昼食をとることにした。
夢花というお店で、六合産(くにさん)舞茸天ぷらそばを戴きました。

夢花 天ぷらそば

食後に湯畑方面へ歩いていく。
観光客は結構多いようだ。
近づくにつれ、硫黄の臭いが強くなってくる。
初めて見た湯畑は、鮮やかな緑色で綺麗でした。
周りを一周しながら眺めて湯畑を堪能。

湯畑

それから奥の路地の方へ向かいました。
色々なお店が軒を連ねています。
湯畑プリンを買って食べつつ、さらに進む。

西の河原公園に到着。
小川が流れていて岩が多数あり、何となく寂しげな雰囲気。
元は「賽の河原」だったとか何とか・・・。

西の河原公園

奥の方まで進むと露天風呂がある。
タオルは準備してきておいたので入ることにする。
700円を払って入場。
入り口からすぐの所、建物の手前にロッカーがある。ここには貴重品等を入れるようだ。
100円を入れて使うが、後からお金は戻ってくるタイプ。
建物の中に入るとまたロッカーがある。着替えはここに入れるようだ。
ここも100円だが、お金は戻ってこないタイプ。
さっき外にあったロッカーを使えばいいんのでは?と思ったが、
外にあり、他の客も居るので着替えは不可能。
しかもロッカーのサイズも小さいし。
100円くらいケチるなってことで、中のを使いました。
面倒なので貴重品等も全部こちらに突っ込む。
というより、外のロッカーの存在価値はあまり無いような。
露天風呂は気持ち良かったです。

宿泊予定のホテルのフロントで、駐車場を使用出来るか聞いてきたので、車を移動。
姉妹館の駐車場にマイカーを停めることになるため、そこからシャトルバスで本館へ移動するという面倒な仕様。
荷物を取り出し、シャトルバスに乗り込む。
泊まるホテルは湯畑のすぐ近くにある大東館。
シャトルバスは混雑している湯畑を半周ほどしてホテルに到着。
こんな狭くて人混みの道路は走りたくないなと思いながら窓の外を眺めていました。
チェックインまでまだ時間があるため、辺りをブラつくことにした。
それまでホテルで荷物を預かってくれるということで助かった。

湯畑から少し離れた場所を歩いてみると、民家が多数。
かなり静かな場所で、すぐ近くに観光地があるのが嘘のよう。
まばらにお店があったりしますが、お客は全然入っておらず。
少し離れているだけなのに、かなり厳しい状況のようです。

時間になったのでホテルへ行きチェックイン。
窓を開けると湯畑が見えます。
なかなか壮観ですね。

ホテルの窓から見た湯畑

これから熱乃湯へ行って湯もみショーを観る予定なのですが、すでに少し行列が出来ているのが見えます。
初回は混雑していると書いてあったので、2回目の公演を観る予定。
ショー開始の30分前からチケットを売り出すということで、それに合わせてホテルを出る。
10人ほどの行列の後ろにつき、無事にチケットを購入。700円です。

開始時間の10分前から入れるということで、適当にブラブラしてから再度熱乃湯へ。
早くも30人くらい並んでいました。
入場し、適当な席に座る。
「湯もみと踊り」ショー開始。
とにかく前置きが長い・・・。草津の名所紹介やら、歴史やら。
そういえば、チケット売り場には草津案内所とか書いてあったような。
踊りの後、湯もみが始まりました。TV等でよく見るあれですね。
後半はダイナミックにバシャバシャやってて面白かったです。

湯もみショー

ホテルに戻って温泉に入り、バイキングで夕食をとり、夜の湯畑を眺めていました。

夜の湯畑

ラーメン発見伝

ラーメンが題材のグルメ系マンガ。 ラーメン作りバトルをしたり、売上が低いラーメン屋のために美味いラーメンを作ったり。 ラーメンの味に関することはもちろん、ラーメン屋の経営にまで踏み込んだ話を読むことが出来て面白い。

ネットで有名なラーメンハゲこと芹沢達也が出てきます。 彼は主人公藤本のライバルであり、プロとして素晴らしいラーメンを作って圧倒しながらも、何だかんだ藤本に助言をして成長させているイイヤツ? ラーメンの味を追求しながらも、経営に関しては狡猾であり、「悪い顔」の表情がよく描かれていて良いです。 芹沢の言うセリフは説得力があり、彼を見るだけでも価値があるマンガ。

個性的な登場人物たちとのやり取り、そして同僚の佐倉さんとの恋の行方は・・・? 最後の芹沢との対決は熱い展開で、それに続くエンディングは込み上げてくるものがありますね。

Carrion

謎の生命体となって人間を喰らいながら研究所を脱出するゲーム。 自機のウネウネしている触手がグロテスクです。 PC版のレビュー。

独特の操作感

最初はゲームパッドで操作していました。 左スティックで移動、右スティックで照準の操作、ボタンで触手を伸ばしたり技を使ったりする。 一般的な操作だと思うが、右スティックでの照準合わせがしずらかったのでマウス操作でやってみることにした。

マウスだとFPSでお馴染みの移動かと思いきや、左クリックでカーソルに向かって移動、右クリックで触手を伸ばすという操作方法。 この操作が独特で新鮮な感じがし、移動しているだけでも楽しい。 ゲームが進むにつれて体が大きくなっていくが、その影響で壁に引っかかったりして、もどかしくも妙な感触が味わえて良い。 技はキーボードで出します。

ニンゲンオイシイデス

右クリックで触手を伸ばすわけだが、これでドアを掴んで開いたり壊したり。 さらに人間を掴んで引き寄せてムシャムシャ。 オイシイ・・・。 逃げ惑う人間たちを捕まえるのは楽しい。

最初のうちは丸腰の人間たちだが、進むにつれて銃を持ったり火炎放射器を持ったり。 物陰に隠れながら後ろを向いたスキにさっと触手を伸ばせば大丈夫。 しかし油断していると連発で銃を食らい、あっという間にこちらが死にます。 特に火炎放射器が厄介で、受けたら水に入るまで体が燃え続けるので注意。

いかなる相手でも掴んでしまえばこっちの物。 これがこのゲームの醍醐味です。

美しいドット絵

ゲーム画面は暗い雰囲気ながらドット絵による映像が美麗だと思います。 プレイヤーである生命体は細かく書き込まれていて、触手を這わせて移動したり、人間を捕食するシーンがよく出来ていると思います。ドット絵でここまでのアニメーション表現は凄いですね。

パズル要素

エリアをクリアしていくごとに新しい能力を手に入れ、出来ることが増えていきます。 通路のいたる所に仕掛けが施されていて、この能力を使ってパズル的な仕掛けを解いて進んでいきます。 体が大きくなっていき、切り離すことで使える技も変わってくるので、この辺も考えながら進めていくことになります。 マップが段々複雑になっていき、仕掛けも少し複雑になっていきますが、能力を試行錯誤していけば何とかなるバランスです。

突然の人間操作

エリアを進んでいくと、突然人間を操作するパートになります。 人間視点からの状況なのだろうか。 何だか退屈だなと思いながら淡々と進んで簡単に終わります。 ストーリー的に必要な場面だったのだろうけど、操作する必要あったのだろうか?と思っていたら後で必要になるので操作方法を忘れないようにしておきましょう。 この辺はよく出来た前振りですね。

不満点

マップが広く、繋がりが分かりづらい

マップはそれなりに複雑で広い。 エリア間はシームレスに繋がっているわけではなく、別の場所へ移動する形になる。 最初の方は先に進むだけだが、終盤になってくると前のエリアに戻ったりする必要があったりして迷ってしまう。 マップを表示する機能がないため、把握するのは大変。次回作を作ることがあるなら付けて欲しい。

ボス戦がない

たまに厄介なトラップがあるのでこれの回避方法を考えたり、手強い敵の倒す方法を考えたりとかは楽しい。 しかし、やはりこの手のゲームではエリアの最後に待ち受けるボスと戦うというのが欲しかった。 そう、もうっと刺激が欲しいのだ・・・。

買うべきか

そこそこのボリューム

ボリュームも思ったよりもあるので、結構遊べました。 今回はGamePassでプレイしたけど、Steamでは2,000円程で売っていて、値段分は充分に遊べると思います。

難易度はそんなに高くない

これに関しては良いのか悪いのか。 後半はそれなりに手こずるが、リトライを繰り返せば何とかクリアまで辿り着くので、丁度いい難易度なのかもしれない。 もっと高難易度モードは欲しかった。

グロいのに抵抗がなければ買うべき

最近はゲームをプレイしても最後までやることが少なくなった・・・。GamePassのようなサブスクだと余計そうなりますね。 Carrionは久しぶりに面白いゲームに出会ったなと思い、最後まで夢中でプレイしてクリアしました。 後は格納ユニット集めという収集要素があるのでそれもやり遂げたい。 次回作も熱望しています。 今回はGamePassでのプレイでしたが、そのうちSteam版も買ってまたやろうかなと思えるくらい良かったです。

Opus Magnum

ちょっと変態的なパズルゲーム、オーパスマグナムです。

指定された目標物を完成させるパズルゲーム

最初に渡される「試薬」の球状の元素を使い、「生成物」を完成させるのが目的のパズルゲームです。 目標である生成物は各元素がワイヤーで繋がっていて様々な形になっています。 元素を回転させたり結合させたりするためのパーツを配置し、そのパーツを思い通りに操作するための命令を作っていきます。

このエリアにパーツや元素を配置していく

パーツの動きをプログラミング

下の画面でパーツを動かすための命令をアイコンで入力していくのですが、これがまさにプログラミングと言っていいでしょう。 命令は各アームごとに指示を与えることができます。 スタートすると、左から右へ順に命令を実行していき、その指示通りに各アームが動いてくれます。 一番右端まで行ったら最初に戻ってまた繰り返しとなります。 プログラムが最初に戻った時のために各アームは初期位置に戻るようにしておきます。 パーツや命令は(多分)無制限に配置出来るので、ゴリ押しも可能。

命令は、元素を掴んだり離したり、回転したり、レールの上を移動したりと、色々あります。 パーツが機械的にシャカシャカ動いているのを見てるのは楽しい。 狙い通りの仕事をしてくれると気持ちいいですね。

そう簡単には完成させてくれない

しかし、途中で元素がぶつかったりするとアウト。 これが中々クセモノで、「ここにパーツが無かったら・・・」「こっちで結合したら、反対側に持っていけなくなった」とか悩ましい状況に遭遇します。 テスト動作をし、また失敗し、その箇所を修正して繰り返し、時には大胆に作り直したりと、この辺は苦しくも楽しいところですね。

生成物は基本的には6セット納品でステージクリアとなっています。例外あり。 プログラムを無事に6回繰り返すことが出来れば良いということです。 中には1セット目が成功して喜んでいたら、2セット目の時にぶつかってガッカリということがよくあります(汗)

高効率を目指して

生成物を完成させるとGIFアニメを作成することが出来るので、記念に作っておきましょう。 機械的な動きのループを眺めてニヤニヤすることできます。

完成した時に、「コスト」「サイクル」「エリア」に対するスコアが表示され、スコアが小さいほど優秀です。 一度クリアしたステージでも、さらなる効率を目指して再挑戦することができます。

良BGM、サントラ付き

このミステリアスな雰囲気のBGMはゲームにマッチしてて良いですね。 錬金術という設定なのでそのイメージなのでしょう。 思考中の時も邪魔になりません。 SteamのOpus MagnumのディレクトリーのContentmusicにサントラが入っていました。 これでいつでも変成機関に思いを馳せることが出来ます。 ogg形式ファイルなので、Windowsで開くと重くなるので気をつけましょう。 Windows10のOggファイルの操作(移動・削除・リネーム)でフリーズする件の対処法

スコア記録について

コスト、サイクル、エリアが小さくなるのを目指しますが、それぞれは独立したスコアになります。 例えば、サイクルは超長いけどコストは最高に抑えましたとなったら、それはコストのトップスコアとして記録されます。 3項目全てを優秀にする必要はないわけで、その点は少し面白みに欠けますね。

自分が一番熱が入るのはサイクルですね。 とにかくパーツを投入し、コストやエリアは大きくなってもいいので短いサイクルを目指すのが楽しい。

繰り返し処理が使いにくい

前に行った一連の処理を繰り返す命令がありますけど、イマイチです。もうちょっと融通が利けばいいのにと思いました。 あくまで前の処理を繰り返すだけで、繰り返し命令の後に別の処理を付け足したら、その後に次に繰り返し命令を使うとその付け足した分も合算されてしまう。 プログラムのサブルーチンみたいな感じで、別でひとかたまりの命令群を作っておいて、それをいつでも呼び出せるように出来ればいいなと思った。

87CLOCKERS

PCのオーバークロックを題材にしたという珍しいマンガです。

作者は「のだめカンタービレ」等で有名な二ノ宮知子さん。

私も自作PCは作ったことあるし、オーバークロックは知ってるけど実際に自分でやったことはない。 設定を変えてCPU速度を上げていく、あまりにも上げすぎると壊れてしまうみたいな。

そのオーバークロックを世界中で競い合うというのがマンガの舞台。 オーバークロックして円周率計算の速度、画面描画の速度を競う。

ここの記事を読むに、自分が思っているオーバークロックとは少し違う世界なのかな。 なぜテーマがOC? 「87CLOCKERS」作者、二ノ宮知子さんに聞く!

オーバークロック自作PCの他にも恋愛関係や色々な人間模様も描かれています。

話が進んでいくと、二人一組で大会に出場し、ゲームプレイ担当とオーバークロック担当に分かれて競技するというのがあります。 ゲームのクリア速度に加え、平均フレームレート値の高さを競う。 一人はFPS(一人称シューター)ゲームをプレイして上手く立ち回りながら速いクリアを目指す。 派手な攻撃をするとグラフィックボードに負荷がかかり、fps(描画速度の方、紛らわしい)が下がっていきます。 もう一人のオーバークロック担当の方が、スイッチを使ってコントロールし、fpsが下がりそうな時は電圧を下げ、逆に余裕がある時は上げるという作業をします。 電圧を上げすぎるとPCが落ちてブラックアウト、失格です。

これを見た時、なんだこれ?と思った(笑) こんな作業とか、こんな大会は実際にあるのか?とか、そこまでグラボに負荷がかかるゲームがあるのか?とか思ったけど、熱い戦いだし読んでて面白いので良し。

ちょっと変わったマンガだと思った。

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