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ゲームやアニメの感想とかプログラムとか

Opus Magnum

ちょっと変態的なパズルゲーム、オーパスマグナムです。

指定された目標物を完成させるパズルゲーム

最初に渡される「試薬」の球状の元素を使い、「生成物」を完成させるのが目的のパズルゲームです。 目標である生成物は各元素がワイヤーで繋がっていて様々な形になっています。 元素を回転させたり結合させたりするためのパーツを配置し、そのパーツを思い通りに操作するための命令を作っていきます。

このエリアにパーツや元素を配置していく

パーツの動きをプログラミング

下の画面でパーツを動かすための命令をアイコンで入力していくのですが、これがまさにプログラミングと言っていいでしょう。 命令は各アームごとに指示を与えることができます。 スタートすると、左から右へ順に命令を実行していき、その指示通りに各アームが動いてくれます。 一番右端まで行ったら最初に戻ってまた繰り返しとなります。 プログラムが最初に戻った時のために各アームは初期位置に戻るようにしておきます。 パーツや命令は(多分)無制限に配置出来るので、ゴリ押しも可能。

命令は、元素を掴んだり離したり、回転したり、レールの上を移動したりと、色々あります。 パーツが機械的にシャカシャカ動いているのを見てるのは楽しい。 狙い通りの仕事をしてくれると気持ちいいですね。

そう簡単には完成させてくれない

しかし、途中で元素がぶつかったりするとアウト。 これが中々クセモノで、「ここにパーツが無かったら・・・」「こっちで結合したら、反対側に持っていけなくなった」とか悩ましい状況に遭遇します。 テスト動作をし、また失敗し、その箇所を修正して繰り返し、時には大胆に作り直したりと、この辺は苦しくも楽しいところですね。

生成物は基本的には6セット納品でステージクリアとなっています。例外あり。 プログラムを無事に6回繰り返すことが出来れば良いということです。 中には1セット目が成功して喜んでいたら、2セット目の時にぶつかってガッカリということがよくあります(汗)

高効率を目指して

生成物を完成させるとGIFアニメを作成することが出来るので、記念に作っておきましょう。 機械的な動きのループを眺めてニヤニヤすることできます。

完成した時に、「コスト」「サイクル」「エリア」に対するスコアが表示され、スコアが小さいほど優秀です。 一度クリアしたステージでも、さらなる効率を目指して再挑戦することができます。

良BGM、サントラ付き

このミステリアスな雰囲気のBGMはゲームにマッチしてて良いですね。 錬金術という設定なのでそのイメージなのでしょう。 思考中の時も邪魔になりません。 SteamのOpus MagnumのディレクトリーのContentmusicにサントラが入っていました。 これでいつでも変成機関に思いを馳せることが出来ます。 ogg形式ファイルなので、Windowsで開くと重くなるので気をつけましょう。 Windows10のOggファイルの操作(移動・削除・リネーム)でフリーズする件の対処法

スコア記録について

コスト、サイクル、エリアが小さくなるのを目指しますが、それぞれは独立したスコアになります。 例えば、サイクルは超長いけどコストは最高に抑えましたとなったら、それはコストのトップスコアとして記録されます。 3項目全てを優秀にする必要はないわけで、その点は少し面白みに欠けますね。

自分が一番熱が入るのはサイクルですね。 とにかくパーツを投入し、コストやエリアは大きくなってもいいので短いサイクルを目指すのが楽しい。

繰り返し処理が使いにくい

前に行った一連の処理を繰り返す命令がありますけど、イマイチです。もうちょっと融通が利けばいいのにと思いました。 あくまで前の処理を繰り返すだけで、繰り返し命令の後に別の処理を付け足したら、その後に次に繰り返し命令を使うとその付け足した分も合算されてしまう。 プログラムのサブルーチンみたいな感じで、別でひとかたまりの命令群を作っておいて、それをいつでも呼び出せるように出来ればいいなと思った。