brown water

ゲームやアニメの感想とかプログラムとか

改めてアニメめぞん一刻を見て

アマゾンプライムビデオで「めぞん一刻」のTVアニメ版を見始めました。 リマスター版ということで映像が綺麗になっています。 全96話もあってかなり長いんですが、ちまちまと見てようやく見終わりました。

昭和の時代

昔見たことあるんですが、もう30年前の作品なんですね。 昭和の時代を懐かしく感じられる、オッサンホイホイアニメです。 マンガは全巻揃えて読んだことあったのですが、アニメはたまに見ていたくらいで、全話通して見たのは初めてです。

昔と今ではやはり感じ方も違っているようで。 今回見たところでは、とにかく五代くんにイライラきましたね(笑) 優柔不断な場面が多くてハッキリした意思表示をしない。 お前何やってんの、そんなだから厄介事に巻き込まれるんだよ!と終始思いながら見ていました。

ハーレム系主人公五代くん

五代くんは管理人さんに一途なように思えてそうでもないように見えたり。 今時のハーレム系主人公よろしく常に女の子に囲まれ、好意を持たれているという羨ましい立場。 若い男ならいろいろ目移りして当然か。 難聴主人公等とは違って相手の好意を知っていてドギマギしている感じがまた面白いけど。

管理人さんのような美人のお姉さんタイプにはやはり憧れますね。 初対面の時以降ずっと彼女のことを気にしていて何かあったらすぐに追いかけていくという執念。そればっかりで周りが見えていない感じが青春だなぁ。 オッサンになった今の自分の推しは八神ですね(汗)

三鷹という恋のライバルとの対立は緊張感があっていいですね。 容姿や地位が遥かに格上の相手なのに食らいついていく姿は応援したくなります。 男はハートが一番大切なんだよと思わせてくれる物語です。 五代くんのハートは軟弱でブレブレのような気もするが・・・。

「管理人さん」という響き

アパートにあんな風な管理人とか居るものなのかなと思ったが、劇中で八神のクラスメイトが下宿屋と呼んでいたので、それなら何となく分かる気がした。 自分が思っている下宿のイメージとは多少違うが、共同トイレ、来客対応、住人への干渉等々。昭和の頃はあんなアパートがたくさんあったのかも知れない。 和気あいあいとしていいのだろうが共同トイレは嫌だ。

そして親しくなった管理人のことは名字や下の名前で呼びそうなものだが、みんなは「管理人さん」と呼んでいる。 別に違和感はないし、むしろしっくり来るという。 ニックネームでもなく代名詞であるような「管理人さん」という響きが可愛らしく思えてくるのだ。

原作から削られた二階堂

最後はもちろんハッピーエンドとなるわけですが、終盤はかなり話が急展開に進んでいった感じ。 マンガ版の内容ももうあやふやになっていたので、こんなんだったっけと思ったり。

主な登場人物の名前には数字が付けられていますが、そう言えば二は何だっけ、二階堂というのがいたような気がするなと思って調べてみました。 マンガ版では二号室に二階堂望が住むようになったが、アニメ版では二階堂が登場しない! 二階堂という名前には覚えがあるけど、二号室に住んでたのは覚えてなかったし、このキャラ全然思い出せないなぁ。 それにしてもアニメでキャラが削られていたことを知って驚きました。

実写ドラマ・劇場版も

酷評されてる実写ドラマ版ですが、私は結構好きです。 もう一度見てみたいと思ってますが、出来れば配信して欲しいな。

後は劇場版の完結編も見たいし。 他にOVAもあるようで、こちらは知らなかった。

二十数年ぶりに見ためぞん一刻は昔とは違った視点で楽しめました。 そして忘れてしまっていた部分も多かったので次は原作マンガの方を読み直してみようと思います。